おむつケーキはアメリカでも出産祝いの定番!

おむつケーキは日本でもすっかり、出産祝いの定番になりましたね。その発祥はアメリカですが、アメリカではどのように贈られているのでしょうか?

●始まりはDIYの精神から

omutsu日本ではおむつケーキと呼ばれていますが、アメリカではDiper CakeもしくはBaby Cakeとして大人気のお祝いアイテムです。アメリカにはDIY(Do it yourself)日本語だと「自分で作ろう」という文化があるので、どんなものでも手作りしてしまいます。おむつも買ってそのまま贈るよりは、キレイにデコレーションしてプレゼントにしようと考えられたのが始まりなのでしょう。丸めたおむつを豪華なデコレーションケーキのように2段や3段に重ねて、きれいなリボンで飾り付けをします。しかし、ただ重ねただけでは崩れてしまうので、土台をしっかり作り、タオルなどで固定するのが崩れないコツです。様々な工夫をこらして、かわいらしいおむつケーキは作られています。ひとつひとつ手作りで丁寧に作られていると思うと、贈られた方も嬉しいですよね。手作りの心のこもった贈り物は何ものにもかえがたいものです。

●ベビーシャワーの定番

a0780_000096_mアメリカの出産祝いは「ベビーシャワー」と言って、出産前に赤ちゃんのママをお祝いするパーティーを開きます。友人や家族がサプライズで企画することも多いようです。

その席で、出産祝いの定番となっているのがおむつケーキです。おむつケーキはとても実用的ですが、それだけでなく華やかで存在感があります。パーティーの最中に、みんなからもらったおむつケーキは会場に飾られ、ベビーシャワーの素敵なパーティーを彩るアイテムとなります。ハリウッドセレブもベビーシャワーにはおむつケーキを持っていくのが当たり前。おむつケーキを片手にパーティーに向かう様子が写真に撮られることがよくあります。おむつケーキはそれだけアメリカの文化に深く根ざしているのですね。

日本でもすっかり出産祝いの定番となったおむつケーキ。これからどのように日本の文化に溶け込んでいくのでしょうか。器用で色々な工夫をするのが大好きな日本人ですから、さらに日本ならではの発展をしていくかもしれませんね。その時には、アメリカに逆輸入、なんてこともあるかも!楽しみですね。

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